遠藤康からのメッセージ
大会プロデューサー
遠藤康
メッセージ
東北人魂を持つJ選手の会(東北人魂)は、東日本大震災で甚大な被害を受けた東北地方におけるサッカー復興のため、2011年よりサッカー交流会イベント開催やJリーグ公式戦招待などの活動を続けて来ました。
「この活動をより大きく、そして未来へつながるものにしていきたい」。昨年、ベガルタ仙台で現役を引退し、「生まれ故郷の宮城県に恩返しをしていきたい」と考えた私が真っ先に思い浮かんだのが、東北人魂の活動のことです。そして今年から、ここ女川町で全国のジュニアサッカーチームを集め、親善大会を開催しようと考えました。
2013年、東北人魂が女川町でサッカー交流会を実施した経緯もあり、その会に参加した私には震災で甚大な被害を受けた女川町でこの大会を開催することで、東日本大震災の記憶を風化させないとともに未来の防災へ向けた意識を子供たちに学んでもらいたいという気持ちもあります。
そして、東北人魂のパートナーである東北大学学友会蹴球部が全面的に大会運営へ関わることで、小学生だけではなく、大学生という未来の人材育成の場をここ女川町で育みたいと考えました。すべてが手作りで探り探りの大会開催とはなりますが、東北大学学友会蹴球部やご協賛いただいたパートナーの皆様、そして女川町の皆様のご協力をいただきながら、子どもたちにとって有意義な大会になることを目指します。
1988年4月7日生まれ
宮城県仙台市出身
なかのFC 代表・IRIS.F.C(宮城県1部)コーチ兼スカウト
東北人魂 代表発起人
2007-2021 鹿島アントラーズ所属:J1通算304試合46得点
前人未到のJ1リーグ3連覇(2007~2009)を含む国内タイトル10冠を獲得、2018年にはクラブ悲願のアジアチャンピオンズリーグ優勝に貢献。
2016年クラブワールドカップ準決勝では、アジア勢初の決勝進出を決定づけるヒールシュートで世界に衝撃を与えた。決勝ではレアル・マドリードと延長戦にまでもつれ込む熱闘の末、準優勝。
2016年クラブワールドカップ準決勝では、アジア勢初の決勝進出を決定づけるヒールシュートで世界に衝撃を与えた。決勝ではレアル・マドリードと延長戦にまでもつれ込む熱闘の末、準優勝。
2022-2024 ベガルタ仙台所属:J2通算48試合6得点
2024年、ベガルタ仙台で現役引退。引退セレモニーでは、「故郷の宮城県になにかしらの恩返しをこれからも絶対にしていきたい」と語った。
2025.7.20 アントラーズ功労賞を受賞
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